食物アレルギーとは
食品を口から摂取した際に、その食品へのアレルギー反応により、蕁麻疹や腹痛などの症状が現れます。
食後数分から1時間以内に起こる「即時型」と、数時間以上経過してから起こる「遅延型」があります。
年齢を問わず起こり得ますが、消化管の粘膜が未発達なお子様に多く見られます。
原因となる主な食品
- 鶏卵
- 牛乳
- 小麦
- ピーナッツ
- 果物類
- 魚卵
- 甲殻類
- ナッツ類
- ソバ
- 魚類など
症状について
食後数分から1時間以内に症状が現れる「即時型」の場合、蕁麻疹、腹痛、下痢、鼻炎、結膜炎、気管支喘息の症状、喉の詰まりなどが見られます。重症化すると、血圧低下が起こり、アナフィラキシーショックに至ることもあります。
食後数時間以上経過してから症状が現れる「遅延型」の場合、腹痛、下痢、アトピー性皮膚炎の湿疹の悪化などが見られます。